2009年02月02日冬の湖国 盆梅とびわ湖クルーズの旅
坂本盆梅展 → 坂本ケーブル → 鶴喜そば → おごと温泉「湯元舘」 → 琵琶湖汽船 → 長浜盆梅展
釣りやキャンプ、マリンスポーツだけが琵琶湖の遊び方じゃない! 冬はしっとり「盆梅」と「温泉」で楽しむのも一興。各所の見どころを「びわ湖クルーズ」でつなげば、湖国の魅力をすみずみまで満喫できます。
坂本盆梅展
坂本といえば、世界文化遺産「比叡山延暦寺」の門前町。
延暦寺の“里坊”の一つである旧竹林院では毎年「坂本盆梅展」が開催されています。
ずらりと並ぶ盆梅は古いもので樹齢120年。また目の前に広がる庭園は国指定の名勝です。
旧竹林院 坂本盆梅展
期間:2009年1月17日(土)~3月8日(日)
開園:9:00~17:00(受付は16:30まで)
休園:月曜(祝日の場合は翌日)
入園料:310円
問い合わせ:「旧竹林院」TEL.077-578-0955
びわ湖大津観光協会HP:http://www.otsu.or.jp/topics/bonbai2009/index.htm
公式ブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/sakamotokannkoukyoukai
紹介記事ブログ:http://shigamania2.shiga-saku.net/e17630.html
徒歩5分
坂本ケーブル
門前町・坂本と延暦寺を結ぶのが「坂本ケーブル」。
戦前に敷設された歴史あるケーブルカーで、
レトロ感たっぷりのケーブル坂本駅は登録有形文化財。
2025mを11分で結び、長さも日本最長を誇ります。
登るにつれて眼下に琵琶湖の景観が大きく広がり、まさに絶景!
根本中堂
山頂の駅から徒歩約10分にあるのが、東塔地区。
国宝の根本中堂をはじめ、法華総持院東塔、大講堂、阿弥陀堂、
戒壇院、文殊楼、国宝殿など、比叡山延暦寺の中枢があります。
なかでも根本中堂は、伝教大師・最澄自作の秘仏・本尊薬師如来がまつられていて、
開創以来1200年にわたって「不滅の法灯」が灯され続けているんですよ。
西塔、横川へは比叡山内シャトルバスも運行されています。
ガーデンミュージアム比叡
延暦寺東塔からシャトルバスで5分。
残念ながら冬季は閉園していますが、
フランス印象派画家たちの作品をモチーフにした庭園美術館です。
(公式HP:http://www.garden-museum-hiei.co.jp/)
坂本ケーブル
運賃:大人:片道840円 / 往復1570円
子供:片道420円 / 往復790円
問い合わせ:比叡山鉄道株式会社 TEL. 077-578-0531
公式HP:http://www.sakamoto-cable.jp/
紹介記事ブログ:http://shigamania2.shiga-saku.net/e57973.html
ケーブル坂本駅より徒歩15分
本家鶴喜そば
坂本の古い町並みのなかで、ひと際目をひくのがこの「本家鶴喜そば」。
このまちでは古来、断食の行を終えた修行僧たちが
弱った胃をならすためにそばを食べたといわれ、ここもその流れをくむ店。
創業は享保初年(1716年)まで遡り、実に300年近い歴史をもつわけです。
写真の本店母屋は築120年。国の登録有形文化財に指定されていて、風格たっぷり。
坂本名物として古くから広く知られ、いまも昔ながらの製法を守り、
そばは毎日、店で手打ちされているそうです。
本家鶴喜そば 本店
営業:10:00~18:00
定休:第3金曜(詳しくはホームページに記載)
問い合わせ 077-578-0002
公式HP:http://www.tsurukisoba.com/
紹介記事ブログ:http://shigamania.shiga-saku.net/e178007.html
車で15分
おごと温泉 湯元舘
旅の疲れを癒す湖国の温泉といえば雄琴。風雅な宿が建ち並ぶ湖畔の温泉街です。
いまから1200年前、最澄が開湯したといわれ、リューマチや神経痛、
皮膚病、胃腸病、婦人病などにもいいとか。
なかでも「湯元舘」は眺望大浴場や露天風呂など多彩なお風呂で人気の宿。
11階にある露天「月心の湯」はぐるりと180度以上の大パノラマのなか、
琵琶湖はもちろん近江の国を一望できる眺望の湯です。
お料理も近江牛や湖魚料理など、近江の味を満喫させてくれます。
琵琶湖畔おごと温泉 湯元舘
問い合わせ フリーダイヤル:0120-4126-15
公式HP:http://www.yumotokan.co.jp/access/index.htm
紹介記事ブログ:http://taiken.shiga-saku.net/
雄琴温泉港まで徒歩3分
琵琶湖汽船 盆梅クルーズ
※お弁当の写真はイメージです
おごと温泉でゆっくり旅の疲れを落としたら、翌朝はいざ! びわ湖クルーズへ。
この季節ならではの雪見船「びわこ盆梅クルーズ」(完全予約制)が人気です。
滋賀の中心地・大津から湖北の長浜まで、琵琶湖を南から北へ縦断。
おごと温泉にも港があり、そこから乗り込むこともできます。
湯元舘からなら港まで徒歩3分。
予約すればお弁当(1500円)も用意してもらえます。
船上で一杯やりながらランチ、というのも乙なもの。
大津から2時間半、おごと温泉からなら1時間45分で、黒壁のまち・長浜に到着。
びわこ盆梅クルーズ
運行:2009年1月11日(日)~3月9日(月)の土・日・月・祝日
※1月13日(火)~3月10日(火)の平日は30名様以上の予約がある場合運航
乗船料:片道:大人3000円 子供1500円
往復:大人5000円 子供2500円
公式HP:http://www.biwakokisen.co.jp/
社長ブログ:http://biwako.shiga-saku.net/
紹介記事ブログ:http://shigamania2.shiga-saku.net/e18348.html
長浜港から徒歩10分
長浜盆梅展
今年で58回目を数え、歴史・規模ともに「日本一の盆梅展」といわれる催し。
故高山七蔵翁が湖北の山に自生する梅の古木を集めて盆栽にし、
丹精こめて育てあげたことが始まりで、
寄贈された鉢を含めた約300の鉢を入れ替えながら約90鉢が展示されます。
推定樹齢400年の木など、ほかに例をみない古木・巨木は見ごたえたっぷり。
夜の盆梅ライトアップもおすすめです。
会場となっている慶雲館は明治20年築。初代総理大臣の伊藤博文公の命名といわれ、
約200坪の壮大な庭園は、近代日本庭園の先覚者と呼ばれる七代目小川治兵衛の作。
国の名勝に指定されています。
会場からバスで約30分の浅井ふれあいの里・プラザふくらの森では
「浅井盆梅展」を開催中。あわせて回ってみてもいいかも。
長浜盆梅展
期間:2009年1月10日(土)~3月10日(火)
盆梅ライトアップは2月7日(土)~2月22日(日)
開館:9:00~17:00(入館は16:30まで) 期間中無休
観覧料:大人500円・小中学生200円
問い合わせ:長浜市役所 観光振興課 TEL.0749-62-4111(代)
公式HP:http://www.nagahamashi.org/bonbai/index.php
紹介記事ブログ:http://shigamania2.shiga-saku.net/e18623.html
詳しい地域の情報は滋賀咲くBLOGで。
Posted by @japan staff
at 12:00
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