超お手軽ハイキング「観音山」

@japan staff

2008年09月16日 12:00




コース:染色植物園→ひびき橋→洞窟観音→錦山荘→白衣観音→本当の観音山山頂












県内外からの観光客はもちろん、地元高崎市民に親しまれている観音山をご紹介いたします。

低山ですが、観光客の方でも気軽に歩けるようによく整備されています。ゆっくり時間をかけて散策してみてください。

車利用なら染料植物園の駐車場がお勧め。「無料」の駐車場です。ここに駐めて歩き始めましょう。バス利用なら、市内循環バスぐるりんに乗り染料植物園駐車場前で下車。車の保有率全国一の群馬県人が言うのもなんですが、私としてはぐるりんをお勧めしたいところ。高崎駅から観音山線利用となります。

市内循環バスぐるりん観音山線
http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/koutsu/koukyou/zikoku/rosenka4.htm


染料植物園



まずは染料植物園を目指して樹林の中を歩きます。群馬の夏は厳しい暑さですが、樹林の中に入るとその涼しさにほっとします。
駐車場から染料植物園まで歩いて約5分


染色植物のテーマパーク「染料植物園」。園内には衣服などを染める原料に使われている植物がたくさん植えられています。講習会やワークショップなども定期的に行われています。






ひびき橋



平成10年にかけられた「ひびき橋」。長さ120メートル、谷からの高さ28.5メートル。なかなかの迫力です。この橋のおかげで散策の幅がおおいに広がりました。



ひびき橋を渡り終わるとT字路につきあたります。今回のコースはここを右に行きますが、左に少し歩くと土産物店があります。帰りにも通りますが、疲れたらひと休みしていくのも良いでしょう。ここだけは昭和のまま。私が子供の頃とほとんど変わっていません。置いてある土産物もほとんど昔のまま(?)。

染料植物園からひびき橋を渡って土産物屋まで、歩いて約10分



観光地の遊歩道といえば、どこもきれいに舗装されていますが、T字路を右にいく道は未舗装です。しっかり整備されているので、歩きやすくとても良い雰囲気。今後もぜひこのままにしておいてほしいものです。たぶんその予定なのだと思いますが。





洞窟観音



気持ちのよい道を歩いていくと左に洞窟観音へと下りる道があります。
全長約400メートルの洞窟の中に、40体ほどの観音像が安置されています。



徒歩7〜8分


錦山荘




さて、歩き続けておなかもすいたことでしょう。洞窟観音のすぐ近く「錦山荘」で、汗を流してから、食事はいかがですか。
よくある日帰り温泉施設とは違い、大正時代からの歴史ある鉱泉です。浴室からの見晴らしもよく気分壮快。湯上がりのビールも格別です。最初にバス利用をお勧めしたのは、このためでした。地元の私もバス利用で温泉&ビールが定番となっております。上州名物の食事でおなかをみたして、ゆっくり休んで後半の上り坂にそなえましょう。

錦山荘
http://www6.wind.ne.jp/kinzanso/



徒歩20分


百衣観音



もと来た道を戻ってもよいのですが、せっかくですから車道沿いに観音山山頂まで歩くことをお勧めします。山頂の観音山観光センターにある有料駐車場から百衣観音までが通常の観光コース。ここで一般の観光客を目にするあなたは、大きな優越感に浸れることでしょう。

観音様の中にも入ることができます。時間があれば是非入ってみてください。すばらしい展望です。

観音様とそのお膝元を一通り散策したら、車利用の方はひびき橋を渡って駐車場に戻ることになります。市内循環バスぐるりんをご利用の方は「百衣観音前」バス停があります。

しかしです。
ここで帰ったらもったいない。





「本当の」観音山山頂



ここまできたら最後に是非立ち寄っていただきたいのが「本当の」観音山山頂です。
観音様の後ろ側、このような石段を登ればすぐに着きます。



観音山は標高227m。山頂にはこのような立派な三角点があります。
何度も観音山に出かけている地元の人でも実は意外に知らない「穴場」と言えるかも知れません。

今回のコースは、いわゆる普通の格好で充分です。

もう少し山歩きを楽しみたい方にはこんなコースもあります。こちらはしっかりしたハイキングの格好が安心です。よろしかったらご覧になってください。こちらもお勧めです。
http://news.gunmablog.net/e3468.html



詳しい地域の情報はグンブロで。

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